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ITパスポートシステムの評価指標

システムの信頼性向上のためには，障害が起きないようにする対策と，障害が起きてもシステムを動かし続ける対策がある。障害が起きてもシステムを動かし続けるための対策はどれか。

ア
故障しにくい装置に置き換える。
イ
システムを構成する装置を二重化する。
ウ
操作手順書を作成して，オペレータが操作を誤らないようにする。
エ
装置の定期保守を組み入れた運用を行う。

ITパスポートシステムの評価指標解説

障害が発生してもシステムを動かし続けるためには、システム構成を二重化する。システム構成を二重化することでどちらか一方のシステムに障害が発生しても、もう一方のシステムでシステムの運用を継続することができる。

故障しにくい装置に置き換えたり装置の定期保守を組み入れた運用を行うことは、障害が起きないようにするための対策である。

操作手順書を作成して、オペレーターが操作を誤らないようにするのは、オペレーターの操作ミスによる障害を防ぐことが目的である。したがって、障害が起きないようにするための対策である。

このように障害発生に対する考え方をフォールトトレラント（耐故障技術）という。

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